「歴史裁判所」と「報道裁判所」

 で、それでね、報道なんですよね。で、南京大虐殺のことは、だからその、東京裁判で、そういうふうなことをでっちあげた、マッカーサーが。それで、マッカーサーは全部放送をコントロールしていますから、NHKが『真相はこうだ』というのを毎日流した。私もね、うっすら覚えているんですね。裁判が始まったのが昭和22年だと思いますね。22年……21年だった……。私が本当に学校に上がるときですけど、『真相はこうだ』という、NHK(番組)がありました。それで日本が悪いことをやったということでね、もうマッカーサーが言うままに宣伝して、東京裁判でこうだ、こうだ、こうだ、こうだと言って、それ日本人はそれを聞かされて、今の日本人になっちゃった。それで、それが1つベースにあってね。
 それから皆さんもよくご存知の、朝日新聞のあれですよ。本多。本田勝一(※30)という記者。これがね、「南京の旅」という、いろんな本を書いてましたよ。その中で初めて私がね、朝日新聞、どういうわけか、うちの親父がとってた。で、それを毎日見てて、『南京の旅』(編註:朝日新聞連載『中国の旅』)というのがあって、本多勝一記者が中国大陸に行って南京事件のことを根掘り葉掘り聞いて、全部言いなりですよ。裏なんか全く取らない。それとね、裏を取らない報道って一体何なんだと。そんなことを報道していいのか、裏を取らない。
 それとね、学者では、洞富雄という、これは元早稲田大学の教授です。他にもいろいろいます。あれは、拓殖大学の秦郁彦(ハタイクヒコ)、まぁ他にもいっぱいいます。こういう人たちがその本多とほとんど同調している。で、私もこう、読んでるわけです。ここにも本もいっぱいありますけど、これはまぁ敵さんの洞の本も2冊あるし、秦の本もある。これも見ながら私はしゃべってるわけで。とにかく、日本の軍国主義を批判して、日本の保守勢力を弱めるために、その政治的目的で書いてるんです。だから、それに都合のいい記事だけを、要するにどんなに裏が分からないものでも、人が中国人から聞きゃあ、それ全部(採用する)。で、日本でいろんな、日本では実際戦った人いっぱいいたわけですから、南京で。そういう人たちから聴取というのは、あまりしない。で、そういうふうな人の、軍人のあれなんか出てきて、そんな南京虐殺なんかなかったと言ったって、そういうものは絶対に無視する。で、あったといって、ガセネタだけを拾い集めてる。ちょっと酷な言い方ですけど、それはまぁ学者ですからそれほど──学者なりの手法はちゃんととってる部分はあります──基本的にはそういうあれです。
 例えばこういうあれですよ。あのね、ここでさっき、今言った時に、ここの下関(シャーカン)に、この、第16師団の65連隊、が、ここ1万4000人を捕虜にしたという話をした時に、ここに加わったという栗原利一(リイチ)という元伍長、これが載ったことがあるんですね、新聞に。で、栗原利一元伍長は、ここの65連隊に所属している、それで虐殺したという話が、初め毎日新聞か何かに載ってる。その後で、今度本多勝一がもう一度栗原に取材を申し込んで、また朝日新聞に書いた。で、虐殺したと書いたんです。それで実際、栗原から聞くと、全然逆のことが書かれたと。南京虐殺はなかったということを書いたのに、私の言ったことが何か1つつまみ食いされ、つまみ食いされ、つなぎ合わされて、南京大虐殺はあったという記事に仕立てられた。毎日新聞の記者と朝日新聞の記者に完全に乗せられたと。
 それ、よく分かる。例えば私のとこに取材に来る。「“被害者の会”だけのことでは公正さを欠きますから。あなたからも話を聞きたい」、何か公正さを装ってる。で、私は大分、90分くらい話す。使うのは1分から、まぁ1分でしょ、そのうち使うのは。1分のキーワードを何回も使ってるわけです。あとの89分はどこへ行ったんだ! これをやるんだよ! 報道は。今でもやってるわけ。だから私は絶対曲げないし、何等やましいところがないから徹底的に応戦できるけど、普通の人できないでしょ。新聞か何かに書かれて、テレビでも放映されたら、ほとんど泣き寝入りでしょ。媒体持たないんだから。そういうことを平気でやるんだよ。
 で、結局ね、その東京裁判もそうだし、松井石根に関する証言もそうだけども、言葉をね、人間はあまりにめちゃくちゃに使ってる。私の言葉聴いたって、私のその数百語の中の一言、そこだけを繰返してやって、そのイメージを作らせ、初めから決まってるわけ。私がどういう人間かということを探るために来ていないわけだよ。初めから結論ありだよ。だから本多の本も、洞の本も、秦の本も、初めから結論あるわけ、「日本人はやった」と。調査してそれを結論づけるんじゃなくて。それは東京裁判も初めから結論があるわけ。最初の、裁判の初日からもうあるわけ。有罪ということはもう決まっているわけ。それをかっこつけて、あれしてるだけの話で、公正さを装ってるだけだ。汚いね。私はね、言葉を蔑ろにする者は絶対に許さないと思ってたんです。いい加減な言葉を吐く、いい加減な報道をする。
 私は、まずね、この、「歴史裁判所」ってのを設ける。国家機関として。だから、それは本当にだから、私はそうだけども、反証も出す。だから本多や──本多もう死んでるかもわかんないけど──本多や、洞、秦なんていう連中がおかしいって言って反証を出してくればそれはちゃんと見ます。ちゃんと読む。どこがおかしいか。それは公正にやる。本当に。ただ、歴史裁判所、今までの、少なくとも第二次大戦に至る、もう少し前からのあれというのは正しく、日本の歴史裁判所で裁きたい。で、結論を出すと。
 もう一つは、私は「報道裁判所」というものを設ける。私の問題だけじゃない、どういう報道をされてたかと。今ほとんど一方的に言われたら、もうそのまま泣き寝入りばっかりなんだ。だから弁護士なんていうのは国家でつける。だから、いかに、どういうふうに正しく、あるいは歪んで報道したか。歪んで報道したら私は厳罰を与えるよ! 言葉をいい加減に使ってるやつは。
 だから私がまずやろうとしてるのは、歴史裁判所と報道裁判、報道を裁く。いい加減なことは一言も流させない。それを通して、世界に、言葉がいかに大事か、人間、生きるというのは自分の言葉を遂行する、守ることであるということを教えたい!
 終わります。

(司会)大変貴重なお話を頂き、ありがとうございました。皆様、盛大な拍手をお願いいたします。
(拍手)

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質疑応答

(軍帥)ご質問があれば、受けます。

(司会)続きまして、質疑応答に移らせて頂きます。質疑応答の時間は限られておりますので、個人的な質問や、報道で繰り返された質問等はご遠慮ください。それでは、小島露観師にご質問のある方は挙手をお願いいたします。

(司会)では、最初の方、ご質問をお願いいたします。

(軍帥)はい。

(質問者)現在の国防や、自衛隊のあり方についてどう思われているかお聞きしたいです。

(軍帥)他のところでも申し上げたとおり、自衛隊を軍に昇格するなんていう段階ではない。私は、対中戦争はこのままでは必至だと考えているから、日本を徹底的な軍事国家にします。中国に侵略されることのない体制を作る。以上です。

(質問者)ありがとうございました。

(司会)ありがとうございました。それでは次の方。ではお願いいたします。

(質問者)「歴史裁判所」について、お伺いしたところなんですけれども、歴史裁判所の裁判官には、どのような人材をお考えなのか、今の段階で。

(軍帥)私。あとは専門的ないろんな学者は横におきます。

(質問者)ありがとうございました。

(司会)ありがとうございました。

(質問者)ちょっと伺いたいのが、小島さんは「日本を軍国主義にする」とおっしゃっていますけど、今、南京大虐殺のお話とか、東京裁判とか、そういう問題って、戦争をやることによって起こってきた、わずらわしい事柄だと思うんですけど、そういう軍国主義とかにしたら、この先も他の国からして理不尽なこととか、日本からして理不尽なことが起こると思うんですが、そういう原因となる軍や戦争を根幹となす国家を作るというのは、どういう……

(軍帥)じゃあ例えば、このまま日本をそのまま放置して、中国の属国にしたいとあなたは考えておられるのか。

(質問者)考えてないですけど。

(軍帥)じゃあどうするんだ。向こうは、こちらがいくら善意であっても向こうが攻めてきた時に一体どうする。

(質問者)だからそういうことを今までの歴史で私たちは繰返してきたわけじゃないですか。片方が攻めてきて、それに対して深い傷を負って、またそれに対して……

(軍帥)いや、それはそう、それでいい。戦うことが意味があるんですよ。戦うことの中に意味がある。人間はみんな保身ばかりだ。自分の身をかわいがるだけ。戦いの中では保身ができない。

(質問者)国を守るというのは保身とは違うんですか。

(軍帥)国を守るというのは自分自身のスピリットを守るということ。

(質問者)それはなぜ人を殺さないとスピリットを守れないわけですか。

(軍帥)向こうが攻めてくれば、向こうが日本を屈辱的な位置にしようと思えば、戦う以外方法はない。中国はどういう出方をするかというと、こちらがいくら譲歩しても、それは弱さとしか考えない民族ですよ。譲歩すればするほど敵はのしかかってくる。

(質問者)譲歩というのではなくて、こちらもきちんとスピリットであれば──こちらの意見をきちんと相手にしっかり、例えばさっきの報道のことでもそうですけど、小島さんが真剣に報道機関に対して発言をしていらっしゃるじゃないですか。それを向こうは1分くらいしか取り合わないと言いますけど、それは向こうがきちんと受け取れなかったからであって、きちんと受け取るまで、しっかりと話し合うことができれば相手も分かるんじゃないですか。

(軍帥)ちょろいこと言ってんじゃないよ。システムがあるわけ。報道なら報道局の。初めに結論あり。それは話し合いなんてもんじゃない。じゃあ話し合いならば「私を生討論の場に出せ」って言ったって、それは絶対やらないじゃないですか。生討論であれば全部出るんだから、彼等は絶対それを、私にそういう機会は提供しない。

(質問者)それは小島さんが自分でやればいいことではないですか? 公の場で。自分で場を設けて。

(軍帥)いや、報道は歪んだ報道だから報道を通して正しいことをやろうとしてるわけ。例えばこの場というのはこんだけの人数しかない。テレビで私のことを報道したんであれば、テレビで私を正確に報道する。それが、往復というもんでしょ。

(質問者)でもしかしあの、テレビで報道すると、情報が歪められてしまうので、それは元から……

(軍帥)そうじゃない、だから私がその場で生放送でそこにいればいいということ。編集するから歪められるわけで、生で私がいたら編集できないんだから。

(質問者)でも、それは向こうがやらないわけですよね。

(軍帥)そう、やらない。やらないんです。

(質問者)じゃあ他の方法を考えてやる方がいいんじゃないですか。他の方法を考えて、自分でしっかり伝えようとすればいいんじゃないですか。

(軍帥)だから他の方法を考えてこれでもやってるわけ。

(質問者)では、それでいいと思います。それで、相手にしっかり伝わるようにやってほしいと思います。

(軍帥)伝わるように、やってるつもりですよ。

(質問者)いや、そうやって、相手もきちんと分かって、小島さんも分かるというのであれば、戦いとかになる必要はないと思うんですが。

(軍帥)それは、理解し合えればなりませんよ。もちろん。ただ、一番最悪の事態を考えなければ国防というのはできないということです。相手の善意に期待してたら国防というのは絶対に負ける、破綻する。

(質問者)分かりました。

(軍帥)はい。

(司会)はい、それでは次の方お願いいたします。

(質問者)どうも。まずはこのような場所で発言の機会をいただき、光栄に思います。小島さんに質問ですが、小島さんはいろいろな力をお持ちのようですが、何を以って革命のキーポイントとなるのでしょうか。お教えいただきたいです。

(軍帥)何を以ってというのはどういう意味ですか。

(質問者)小島さんの持っているいろいろな力の中で、一番大事な力というのは何なのでしょうか。

(軍帥)私は天の軸に通じているということでしょうね。

(質問者)それを以って革命のキーポイントと。

(軍帥)そうです。

(質問者)なるほど。具体的に言うとそれはどのような力なのですか。分かりやすく言うと。

(軍帥)世界を動かすということですよ。

(質問者)世界を動かす。

(軍帥)それはね、だから目に見えない世界をコントロールする力、それが私の力の源泉でしょう。

(質問者)それは小島さんだけがなしえる力なのでしょうか。

(軍帥)ええ、全く私だけがなしえます。

(質問者)それは、ザインのこの軍士の人たちには持てない力なのですか。

(軍帥)いや、それは私の部分、部分として働いてもらってます。そういう意味じゃ非常に役に立ってます。

(質問者)ではザインの人たちも力の一つだということですか。

(軍帥)もちろん。もちろんそうです。うちの聖品(ショウヒン)も力の一つです。

(質問者)なるほど、分かりました。どうもありがとうございます。

(軍帥)はい、どうも。

(司会)それでは誠に恐れ入りますが、お時間が参りましたので質疑応答は以上を以ちまして終了とさせていただきます。小島露観師に今一度盛大な拍手をお願いいたします。
(拍手)

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